金、3870ドル台へ/利上げ観測と株安が重なった

金利が上がるという見方が、金を持ちにくくした。

4021.5ドル→3874.6ドル(約-3.65%)

先週金曜の10月30日、金(GOLD)は大きく値を下げました。ニューヨーク時間の取引終わり(日本時間31日朝6時)を区切りに比べると、4021.5ドルで始まり3874.6ドルで終わり、下げ幅は約3.65%です。1週間では約3.1%、1か月では約6.85%の下落になりました。

米国の物価が予想から大きく外れたわけではないのに、なぜここまで売られたのでしょうか。

まず金利の見通しです。10月28日、米国の中央銀行にあたるFRBは政策金利を3.75〜4.00%に据え置きました。ただ、投票した12人のうち2人は0.25%の利上げを主張しました。翌29日に米商務省が出した9月のPCE物価指数は前年比3.6%、食品とエネルギーを除くと3.1%で、FRBが目指す2%を上回ったままです。金は持っていても利息が付きません。金利が上がるという見方が強まると、金を持つ理由が薄れやすくなります。

30日はそこに株安が重なりました。報道では、米国のハイテク株が売られ、ほかの資産の損失を埋めるために金も売られたと伝えられています。ただし、これは記者や市場関係者の解釈で、売った人の内訳が公表されたわけではありません。チャートで見ると、30日の終わりの時点で、金の1時間足は短い平均線ほど下にある「下降の並び」でした。

今週は6日(金)の日本時間22時30分に、米国の10月の雇用統計が発表されます。利上げの見方を強めるか弱めるかの材料になるため、金の地合いがどう変わるかを確かめる週になりそうです。なお、28通貨ペアは今回すべての価格がそろっていないため、値動きの順位は付けていません。

金(XAUUSD)1時間足・SMA18/72/196、2026-10-24 01:00〜10-31 05:00(日本時間・足の始値時刻)、Dukascopy BID

金(XAUUSD)1時間足 SMA18/72/196 2026-10-24〜10-31 日本時間 Dukascopy BID

はかせのAI×トレード研究所

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出典: 価格 Dukascopy BID 1時間足(NYクローズ区切り、日本時間で集計・2026-11-02 09:05 JST取得)/FRB 2026-10-28 FOMC声明 https://www.federalreserve.gov/newsevents/pressreleases/monetary20261028a.htm /米BEA 2026-10-29 Personal Income and Outlays, September 2026 https://www.bea.gov/news/2026/personal-income-and-outlays-september-2026 /米BLS 雇用統計の公表予定 https://www.bls.gov/schedule/news_release/empsit.htm /報道: Kitco 2026-10-30、FXStreet 2026-10-30